Q.歯ブラシはどういう種類にしたらいい?
A.ナイロン毛で、小さめのヘッドのもの、3列くらいの植毛のものが動かすのに適しています。
硬さはふつう、やわらかめ、とその方に応じた使い分けが必要となってきます。
Q.歯垢と歯石の違いは?
A.歯垢(プラーク)は、歯周病やむし歯の原因菌がお口の中で増えた細菌のかたまりであり、”食べかす”
とは異なっています。やわらかい汚れであることから、歯ブラシの毛先を上手に使えば取り除くことが
できます。一方、歯石はこの歯垢(プラーク)にだ液中の石灰分が沈着して固くなったもので、歯ブラシ
では取り除くことができません。歯科医院で取ってもらうしかありません。
Q.フッ化物(フッ素)は危険だと聞いたが、本当か?
A.もし一度に大量に接種するとすれば、それは危険かもしれませんが、適切な量を守れば、十分に安全
ですし、その薬効も計り知れません。お口の中に用いる量としては、かなり少ない量といえ、危険な量
とは程遠い数値であります。
Q.X線写真は本当に必要なのか?
A.歯科領域では、主にパノラマ写真とデンタル写真の2種を用いることが多いのですが、そこから得られる
情報は非常に多いものです。例えば、大きい骨の状態、歯を取り巻く骨の状態、歯牙の状態、関節の状態
などです。情報を基に診断などをおこなっていく訳ですから、重要な検査ともいえるでしょう。
Q.アレルギーをおこしにくい歯科で用いる金属はありますか?
A.皆さんがご存知の金とか白金などの貴金属、そしてチタンなどがあります。いずれも歯科で用いるのですが、
使用頻度が少ないです。頻用する金属の中にはアレルゲンとなるものがありますので、皮膚科などで簡単に
やっていただける”パッチテスト”をお受けになり、判定していただくことをおすすめします。