歯周病は、みなさんご存じのとおり、むし歯とならんで、二大疾患といわれています。
当院では、歯周病の治療を受けた方と、そうでない方では、「歯ぐきに大きな差が出る」と
考えています。
そこで、あなたもぜひ治療をお受けになり、健康な歯ぐきを手に入れて、
お口の中のよりよい環境をつくりましょう。
☆☆☆お知らせ☆☆☆
〇4/18(よい歯の日)に合わせて、日本歯周病学会より、
まだ歯周病に関心を持っていない若年層に向けて、歯周病啓発のために作成されたWebアニメ、
「にゃんかむちゅー」が公開されました。こちらより、どうぞご覧ください。
・https://www.perio.jp/nyankamuchu/
〇にゃんかむちゅー公式YouTubeチャンネルが公開されています。どうぞご覧ください。
・youtube.com/chann...OOTl4DTe1fFPvfVg
☆歯周病のミニ知識
①歯周病とは
歯のまわりの歯ぐき(歯肉:しにく)が腫れたり、歯を取り囲む骨(歯槽骨:しそうこつ)が
破壊されて、歯をぐらつかせ、歯を抜けやすくする病気ののことをいう。
②その原因は
大部分は歯垢(しこう:プラークともいう、歯の表面にくっついている食べかすのこと)の中の、
細菌であるといわれています。
③その症状は
初期の段階では、歯ぐきが腫れて、歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)が徐々に深くなっていきますが、
自覚症状はほとんどありません。
次の段階になると、歯肉は赤く腫れて、歯磨きの時に痛みを感じたり、出血したりするようになります。
さらに次の段階になると、歯の根(歯根:しこん)の周りにある膜(歯根膜:しこんまく)が破壊されたり、
歯槽骨が破壊されたりして、歯がぐらぐらしていきます。
放っておけば、自然に抜け落ちていくこともあります。
④治療法は
・まず、歯ぐきの検査、歯磨き指導をおこないます。
・次に、歯ぐきの状態に応じて、歯ぐきの中の処置をしていきます。
処置内容:歯周ポケットの中の洗浄と消毒
歯根面にくっついて(付着:ふちゃく)している歯石(しせき)の除去
悪くなってしまった(肉芽:にくげ)組織の除去
・すべての処置後、2回目の歯ぐきの検査をします。
状態が良ければ、処置は終了となります。
状態が悪ければ、悪いところは手術をおこなっていきます。
術後3回目の歯ぐきの検査をして、状態が良ければ、処置は終了となります。