歯周病と合わせて、二大疾患といわれています。
みなさんご存じの、お口の中の病気として、まず名前があがるものです。
人は誰しもむし歯になりたくない、穴があくのはごめんだと思っています。
しかし、原因を理解した上で対処すれば、未然に防げるものです。
それでは、原因と対処法を説明します。
①原因は
お口の中には数多くの細菌が存在しますが、その中でむし歯に関わる細菌が原因であると
いわれています。
その菌が存在するだけではそれほど問題になりませんが、数が増えてしまうと問題になってきます。
数が増えてしまう因子はいろいろとあります。
例えば、歯磨きの状態、食事の質や回数、ストレス、喫煙、唾液の状態、からだの状態、などです。
②対処法ー原因をふまえてどうするか
・むし歯の発生をおさえよう
→むし歯の原因となる菌を増やさないようにしよう
・歯磨きを十分にしよう
→歯磨きの方法を習得し、1回につき十分に時間をかけよう
・食事やおやつのとりかたを考えよう
→1日3回の食事と1回のおやつ、に限定し、それを守っていこう
・フッ素(フッ化物)を取り入れよう
→上手に取り入れて、歯の質を強くしていこう
・だ液を出すことを考えてみよう
→よく咬むことは、だ液がたくさん出ることにつながります。
日頃からの心がけが大切になります。
原因を考えて、それに対処し、改めていくことはとても重要なことです。
自分で考えたことが本当に正しかったのか確かめるために、ぜひ歯科医院をご利用いただき、
定期健診(メインテナンス)につなげていただきたいと思います。